サワッディーカップ!!
本日も闇出勤というかサービス残業したtadです…
今日の業務をちゃんと超過勤務として扱ったら、15,000円相当の残業代になりますね。
それ以上に8時間を無意味なサービス残業に使ったことが、本当にもったいないことをしているなぁ〜と痛感します…
これが公務員の実態ですよ!!公務員を目指している受験生さん!!(愚痴…)
※ほとんどの部署が、休日出勤をすれば、ちゃんと残業代が支給されるか代休扱いになったりしますよ。ただ、tadのようなケースもあるという認識は持っといてください!!
さぁ、前記事の続きだ!!
公務員のイメージ「定時帰り」
公務員=定時退庁というイメージ。
はい。概ねそのイメージ合っています。
イメージとして…
仮に定時が17:30としましょう。(自治体によって定時は異なりますよ。)
17:30〜18:00 70%の職員が退庁
18:00〜18:30 80%の職員が退庁
18:30〜19:00 90%の職員が退庁
こんな感じですね。
しかも現代の市役所って正規職員の割合が減少する一方なんですよね。
その反面増加している職員が、非正規雇用の職員であるパートさん(臨時職員1年の雇用契約)や嘱託職員(契約社員みたいな雇用契約更新あり)です。
パートさんや嘱託職員さんは、ほぼ定時に退庁しています。外部の方々は、非正規雇用の職員と正規職員の区別がつかないので、市役所職員ひっくるめて、定時退庁している!!ってイメージを持っているんでしょうね。
とはいえ、約90%の正規職員は19時までには基本的に退庁できるので、民間企業と比較したら比較的早く帰ることができるんじゃないでしょうか。
でもね、部署によっては常時、午前様になるようなとこもありますし、季節によって激しく業務量が変動する部署もありますね。そこは、頭の片隅に置いといてください。
公務員のイメージ「土日完全週休二日制」
よく業者から、「公務員はええーな。土日は絶対に休みやもんなー」
なんて言われます。
たしかに、そうですね。これも概ねそのイメージで間違いないです。
まず、非正規雇用の職員は、完全週休二日制もしくは週4日勤務です。これはほぼ間違いなくそのとおりです。
では、正規職員ですが…
これは「定時帰り」のとこで説明した内容と重複するんですが、90%の職員は土日休みでしょうね。
※部署によっては、シフト制のとこもあるので一概に土日が休みってわけではないのですが、週休二日というのがほとんどでしょうね。
残りの10%の職員は、慢性的に休日出勤している感じです。tadも比較的、休日出勤する側の人間なのですが、休日に出勤している職員の顔ぶれは、だいたい同じですね。
つまり、職員によって業務量に偏りがあるということです。まぁ、均等に業務量を振り分けるなんて現実的ではないですけどね。
業務量の偏りがあるからといって、業務量に比例して給料が増額されるわけではないんです。ここが良くも悪くも公務員の特徴なんですよね。
まじめで優秀な職員ほど不公平感を感じると思いますが、公務員という職種に就いた以上は、その現実を甘んじて受け入れなければならないのです。
※tadは休日出勤していますが、決して優秀な職員というわけではなく、仕事の処理能力が低いからです。というか、平日にバリバリ仕事を捌く気にならないんですよね。
つまり、この仕事に向いてないんでしょうね。6年勤めて今更かよって感じですが…
公務員のイメージ「転勤がない」
これは、公務員というか市役所職員限定です。
国家公務員や都道府県職員は、バシバシ住居の移転を伴う異動があるでしょう。
tadの父親は、国家公務員だったため、3年に1度のペースで県をまたぐ転勤がありましたね。小学生で2回転校、中学生で1回転校したんですが、正直めっちゃ嫌でしたね…
すんません。脱線しましたが、市役所職員は基本的には異動のために引っ越さなければならないということは、ないですね。この点については、まさに見出しのとおりです。
まれに霞が関(国の省庁)に出向したり、被災地(東日本大震災や熊本大地震で被災した自治体)に派遣されたり、友好都市に出向したりという例外的な事由はありますが、あくまで例外です。
公務員のイメージ「福利厚生が充実」
福利厚生についてですが、年々、充実度がダウンしている感が否めません。
一昔前は、旅行に行く度に手当てを支給されたりなんてあったみたいなんですが、今は一年間で上限が15,000円となりましたね。(tadが勤めている自治体のケースです。)
扶養手当も減少する一方です。
まぁ、この辺は、tadが勤めていた地方銀行と比べてもあまり遜色ないのではと思いますね。
休暇面では、夏季休暇(7月~9月)は、積極的に取得できる雰囲気があります。
※有給休暇となる気を遣い気味になりますね。ただし、問題児職員はバシバシ有給休暇を取得しますが…
長期休暇(9連休クラス)は取得しづらいですね。これは、不思議なことに市役所の慣習ですね。国家公務員は年に3回(ゴールデンウイーク、お盆、年末年始)は長期休暇を取得しています。tadの友人は国家公務員なんですが、長期休暇を毎年3回必ず取得しています。
入院や心の病による長期離脱をした場合の待遇は抜群です。最大で3年間休めるみたいです。もちろん3年間の期間満了直前に1度でも出勤したら、さらに3年間休むことが可能なのです。休暇中も給料は支給されます。(最初の1年は、ほぼ満額。2年目以降は7割程度の給料が支給みたいです。実際に1年間長期離脱した同期が言っているので、そうなんでしょう。)この制度を巧みに利用する職員もいますし、本当に体を壊して療養している職員もいますが、かなりの割合で復帰されています。(中にはそのまま退職する職員もいますが…)復帰後は病人扱いなので、比較的負担の少ない部署で数年間はリハビリすることができます。※もちろん給料は満額支給ですよ!!!
要は、公務員の福利厚生は民間企業と比べたら充実しているという認識で間違いないです!!
公務員のイメージ「潰れることがない安心感」
民間企業ではないので、倒産がないという認識ですよね。
もちろんそのとおりなんですが…
北海道の夕張市のような財政破綻に伴い給料が大幅減!!なんてことも今後起こりえるでしょうね。特に地方に目を向ければ限界集落なんてなんぼでもあります。tadの田舎もまさしく限界集落です。
現在は、市町村合併により自治体の規模を大きくすることで、なんとか自治体運営ができていますが、今後ますます地方の人口減少が加速し、地方の自治体は破綻しまくるのでないかなと思っています。
民間企業のような倒産、解散とはならないにしても公務員天国と言われた一昔前のうま味を今後も味わい続けることは不可能でしょうね。ここは断言します。
はっきり言って、大多数の自治体は数十年後は消滅しているでしょう。
公務員なら一生安泰は、ありえません。
公務員は潰れないというイメージは全否定します!!!
番外編「AIにより公務員職員が不要になる!!」
AIについて、ざっくりしたイメージしかないので、具体的なことは申し上げれないのですが…
公務員の特に事務職についての仕事内容ですが、基本的に法令に基づいて事務処理を行えばいいのです。というかそれ以上でもそれ以下でもないです。このようなクリエイティブさを求められない仕事ですから、人間が行ってもAIが行ってもいいんですよね。
公務員の人件費は当然税金です。AIが行えば初期投資とランニングコストだけでいいんですから、AIを導入し、人件費が発生する職員を減らしまくれば、財政が改善されますよね。
そう、職員がいらなくなるんですよ。
(これは、あくまでもtadの予想です。しかし、公務員の特に事務職については、事務を処理するだけなので、AIに置き換えるべきでしょう。未来の日本のためにも)
※参考までに
約8兆円です…
一般会計の国家予算が約100兆円ですから…人件費ってすごいですね…(って、お前も税金で給料もらってるやろが!!)
まとめ
就活ランキングが表しているとおり、現時点の公務員という職種は、総合的に考えてオススメですが、あくまで現時点では…です。
tadの分析では、公務員は将来的には超不人気な職種になっていると思っています。今後の公務員試験は、ぼこぼこ定員割れとなるでしょうね。
そう、終わりの始まりなのです…
あっ、とはいえまだまだ公務員を目指している方はたくさんいるとおもうので、その方々にアドバイスしたいんですが、今後は市役所は最もオススメしないですよ!!
この点については、また記事にさせていただきます。
ではでは、またね~