前回からの続きです。
成人して、12年…人目憚らずに涙するなど、とうの昔に忘れたはずと思っていた自分が、久しぶりに泣きかけた病院での記念写真撮影を終えて、一同は、ランチタイムです。
その後、結婚式会場であるホテルに戻り、嫁をはじめ嫁の友人たちも順番にスタイリストにメイクをしてもらい…
いざ、披露宴へ!!!
タイの披露宴とは…
僕自身は、嫁の妹(次女)の披露宴に出席させてもらったことがあるので、なんとなく流れは分かっていたんですが…
僕の友人たちは、軽いカルチャーショックを受けている感じでした。
まず…席が明確に決まっていないのです。
ざっくり、両親などの身近な親族は、ステージ近くの円卓に座り、そっから身近さの程度順で徐々にステージから離れた円卓が席となります。
つまり、友人は比較的離れた席に座らなければならなかったのです…
僕は、次女の結婚式の時は、お義母さんのとなりでしたが…
さらに…僕の結婚式は、ビュッフェスタイルだったんですが、出席者の皆様は席に着くや否や…
食事を始められます。もちろんアルコールも飲まれます。
日本スタイルなら、乾杯の挨拶があり、一同そろって「かんぱーい」って、感じですが、ここはタイです。
一味も二味も違うのです。
でね!!!会場は18時に開宴ですが、披露宴自体は、19時15分くらいに開始されます。
この間、何をしているのかというと、
出席者達と延々と写真を撮るのです!!
改めて、タイの方々は写真が大好きなのだと実感しましたね。
カメラスキルや高価なカメラを持っていることは、タイ人女性から一目置かれる要素にきっとなりますよ!!!
※自分たちのスマホで撮影後、外注したカメラマンにも撮影してもらうので、時間がそれなりにかかるのです。
なぜか、カメラマンが3人もいましたが…
とまぁ、写真も一段落し、いよいよ披露宴の幕開けです。
タイ式披露宴の流れ
- 新郎がステージの上で新婦を待つ
- 新婦が父親と入場(大量のドライアイスでよく見えない)
- ステージ前まで来られると僕にバトンタッチしステージに上がる
- 嫁が編集したムービーを上映(機材の調子が悪く何度か映像が映らないというトラブルが発生しましたが、最終的には無事上映されました。誰も怒ったり不満を言ったりしない。そう、マイペンライ!!タイスタイルです!!)
- 司会進行役が色々と話す(一応、日本の企業で働いているタイ人で、多少日本語を話せる2名の司会進行役をオプションとしてつけました。これは、本当に助かりました。日本人の皆様、タイで結婚式を挙げる際は、必ず日本語を話せる司会進行役をチョイスすべきです!!)
- 乾杯の挨拶を出席者の方にしていただく(国会議員に乾杯の挨拶をしてもらいました)
- 新郎、新婦がそれぞれなぜ結婚相手にお互いを選んだのか話す。
- 新婦の父親が新婦に向けて一言…(嫁は号泣。僕ももらい泣きしそうになる。)
- ケーキ入刀(ケーキは作り物です。コンクリートでできてるんかなっていうぐらい固い奴でした。あっ、入刀には、サーベルを使いました。)
※ケーキは、会場の中央に置かれており、高さ1メートルぐらいの壇上にあります。
- 壇上で、頬にキス!!
- ブーケトス!!!日本版より激しい取り合いになります。その辺ガチなので、おもしろいです。
- 新郎新婦及びお互いの父親が、出席者に向けてお礼の挨拶
- おわり
あっ!!一応、バンドマンがBGM的な感じで、ずっと歌ってくれました。女性のボーカルでしたが、お礼を言えなかったことを今も悔やんでます。
箇条書きで、シンプルに書きましたが、こんな感じです。
19時15分に始まり終わったのが、20時30分ぐらいだったかな…
はっきり言って、写真撮影タイムのほうが長かったです。
タイスタイルです!! マイペンライです!!
次回に続く