サワッディーカップ!
tad(@tad20160724)です。
今回はタイ人女性と国際結婚すれば、日本人なら必ずビックリする金額を提示される結納金をテーマに記事を書きました!
ざっくり下記3点で構成されています!
- 結納金200万バーツは相場より高いみたい
- タイ人にとっての結納金の意味とは?
- 結納金を後払いする暴挙
✅結論を先に書きます!
結納金とは日本でいう新婚生活や結婚にかかる費用に充てるための金ではなく、タイ人嫁が自分の両親や家族に感謝の気持ちを込めてプレゼントする金ということです。
また、嫁自身の価値を金(あくまで現実的な金額。本来はプライスレスですよ!)に換算したものでもあります。
つまり、富裕層であればあるほど結納金は高くなります。
日本とタイでは結納金に関する考え方が全く違うので、単純に日本的な感覚で結納金の金額が高いか安いかを考えてもしょうがないんですね。
さて…
タイ人嫁と国際結婚(入籍)して2年ちょっとが経ちますが…
未だに同居生活が開始されていません。
理由は…
お金がないからです!
- 嫁に隠している500万円(借換ローン420万円、友達からの借金80万円)の借金を返済
- 結納金200万バーツ(約670万円)を支払い
これら2件分の支払いのために節約しまくって金を貯めています。
というわけで、今、嫁と一緒に暮らすと市役所の給料だけでは間違いなく生活できません!
嫁には申し訳ないけど、日本に来ることを先延ばししてもらっています。
税込年収530万円(手取り400万円程度)の市役所の給料だけで、結納金を貯めつつ、借金返済しつつ、嫁を養うことは、正直無理なので、ネットビジネスをがんばっています。
しかし…
1ヶ月で1万円にも届かないため、なかなか厳しいですね。
まぁ、そんな感じで、未だに一緒に住んでいませんが…
結納金200万バーツって、どうなの?
って感じですよね。
ツイッターでつぶやいた際のコメントは…
- 高い
- 払う必要ない
- 今すぐ断るべき
など、相場以上のためか否定的なコメントがほとんどでしたね…
結納金200万バーツは相場より高いみたい
日本では結納金を納めるなんて文化は無くなりつつありますが、タイの場合は、まだまだ結納金文化が、あるみたいですね。
しかし、200万バーツってエゲツないよな…
そんな金額をキャッシュ一括で払える30歳前後のサラリーマンなんてほぼいないんちゃうの?
って思います。
まぁ、tadは嫁とどうしても結婚したかったし、200万バーツぐらい3年程度でなんとかなるやろ〜って思い、
「わかった!払うで!」
と気前よく言いましたが、現実的にはキツいですね。
当時は、多重債務者であり借金完済の目処が立っていないなかで、結納金200万バーツを上乗せされるわけで…
負債としては…
トータルで1,200万円程度になります!
先述したとおり、結納金200万バーツは、平均を上回る金額みたいですが、あり得ない金額でもないみたいですね。
あくまでネット情報ですが、そういった情報もありました。
タイ人にとっての結納金の意味とは?
日本の結納金って、嫁入り道具を買うために必要なお金であったり、新婚生活に必要な家財道具を買うためのお金であったりと、あくまで結婚する当事者のために使われるお金ですよね。
でも、タイは違うんですよ!
嫁の価値を結納金で数値化
タイでは、結納金の金額によって、嫁の価値が決まるといっても過言ではないんですね。
だから、結納の式では、結納金(ゴールド含む)を大っぴらに見せるんですよ。
日本では結納金の金額を堂々と言うなんて、はしたないってイメージですがタイは露骨に披露します。
めちゃくちゃ綺麗に飾り付けして出席者に見せるんですよ。
結納金の使途は嫁の家族のため
繰り返しになりますが、日本の場合、結納金の使い道は、あくまで新郎新婦の結婚式代や新婚生活の家財道具の購入費などです。
タイはそうじゃないんですよ。
嫁の親や家族のために結納金を払うんですね。
このあたりは、敬虔な仏教徒であるタイ人ならではの感覚でしょう。
親や家族に感謝の気持ちを込めて、結納金を渡すことで徳を積むことができるという考え方なんですね。
また、タイは日本のように国が老後の生活を面倒見てくれません。
そのため、少しでも親の生活のために…
という意味合いもあります。
要は、日本の結納金とタイの結納金とは考え方が根本的に違うんですよね。
それを日本の慣習と比較して、結納金が高い低いと考えても仕方ないんですよ。
前提が違うんで…
日本の結納金は、あくまで新郎新婦の生活のため、もしくは結婚式代や嫁入り道具のためなんです。
タイの結納金は、嫁の価値をはかるため、また嫁の家族に対する感謝の気持ちを表すためなんです。
そこらへん、分からずに議論しても仕方ないですよね。
結納金を後払いする暴挙
tadは、結婚前に嫁から「結納金200万バーツいるけど大丈夫?」と、言われてたんですが、あくまで飾りとして200万バーツを用意するだけと思ってたんですね。
つまり、本当に200万バーツを渡さないといけないとは思ってもなかったんですよ…
しかし、ほんまに200万バーツを渡さないといけないということが、わかったんです。
日本円で670万円程度です。
そんな金すぐに用意できるわけなく、その旨を嫁に伝えると…
「とりあえず、結納金は、お父さんが飾りのために用意するから、あなたは、日本円30万円だけ持ってきて!」
とのことでしたので、30万円をキャッシングしてなんとか用意することができました。
もちろん、その30万円はtadが回収し、帰国後すぐに消費者金融に返済したことは言うまでもないですが…
※上の写真のとおり日本円30万円も結納金のセッティングに必要だったため用意しました。
まぁ…
めちゃくちゃですね。
そんな結納の式やったんですよ!
一応、嫁の母親が結納金をかばんに全て入れて持ち逃げるするっていうのが、定番の締めでして、例に漏れず、僕らの結納の式もそんな感じで終わりましたね…
ただ…
嫁は怒ってますよね。
結納金を後払いするわけですから当然ですが…
「200万バーツあるって言ったのに、嘘やったんやな!」
「ごめんなさい。」
タイの文化を理解してませんでしたね…
タイはそこそこ富裕層の家の娘と結婚するなら、ガチで200万バーツ必要ということです!
もし、あなたがバンコク市内に住むそこそこ富裕層の家の娘と結婚するなら、200万バーツ程度の結納金を提示されるかもしれませんが、決して詐欺的な行為でなく、タイなら普通にあり得るという認識を持っていてください。
ちなみにtadは、必死に結納金支払いのためにお金を貯めてますね…
借換ローン返済と平行しているので、ほんまに金がないですよ!
ちなみに2年ちょっと前から現在(2019年4月時点)までで、492万円を貯めましたね。
案外、貯まるもんですよ。
まとめ
- 結納金200万バーツは相場より高いみたい
- タイ人にとっての結納金の意味とは?
- 結納金を後払いする暴挙
上記3点を見出しに記事を書きましたが…
国際結婚は金がかかりますね。
特にタイ人女性との場合は【結納金】が重くのしかかります。
これは日本人から金を巻き上げようとか、金払いがいいかチェックのような打算的なことではなく、嫁の両親や家族に対する感謝の意をお金という形で示しているんですね。
「200万バーツの結納金なんて、だまされているよ!」
なんて話ではなく、仏教徒として両親、家族のために尽くし、徳を積むということです。
自分以外の他人のために良い行いをすることを【タンブン】といいます。
結納金も嫁にとっては【タンブン】の一種なんですね。
ということで、tadは、これから先も結納金を支払うために節約と自分のビジネスモデル構築向けて頑張るのみということです。
【結論】
結納金は嫁の両親、家族に対する感謝の尺度みたいなものとtadは解釈しています。
※もちろん現実的な金額による尺度ですよ!
ちなみに…
結婚式や披露宴については、そんなに多額の費用は要りませんでした!
※バンコクの普通にバカでかいホテルで、300人規模の披露宴会場で披露宴を挙げましたけど、費用は250万円程度(嫁と折半)でした!
詳しくは下記の記事をどうぞ!
↓↓↓
タイ人女性との国際結婚で必要だった費用(結納金額、婚約指輪代、結婚式場代など)をまとめた
おしまい