サワッディーカップ!!
tadです。
国際結婚(特にタイ人)を検討している方々向けの記事です。
国際結婚するにしても相手の家族や友人達は、どんな人やろ?性格悪かったり、怖い人やったら嫌やな…
これ、tadがタイ人嫁の家族に会う前に抱いていた不安です。
タイ人は、親切で優しい人が多い!!
全人口の90%超が仏教徒である国タイは、仏教の教えを体現することを幼少期から教育されています。
仏教の教えの核となるのが、「タンブン」です。
タンブン【ทำบุญ】とは…
『功徳を積む; 徳を積む; 良い行いをする』
タンブン(托鉢(たくはつ))については、下記の記事を参考にしてください。
実際、バンコクの中心街でも早朝になると托鉢をしている光景を目にします。
tadも嫁家族と一緒に僧侶にお供え物を差し上げました。
たしかに良い行いをしたなぁ〜って気持ちになりますね。
困っている人を助けることも功徳を積む行為の1つです。
身近な人が困っていたら救いの手を差し伸べたり関心を持つことが、仏教徒であるタイスタイル
僧侶の托鉢にお供え物を差し出すことだけが、功徳を積む行為ではないのです。
例えば、バンコク中心街の歩道で、貧困にあえぐ人々をよく見かけます。
体に障害がある方や困窮している母子を見かけることが特に多いです。
この人達に、喜捨をすることも功徳を積むことになります。
また中心街からちょっと外れたエリアにはまだまだ昔ながらのバラック小屋ような住居が存在します。
そのような住居をタイ人嫁が見たとき、「かわいそう」と本気で心配そうな顔をして言ってました。
貧困者に対する価値観として、無関心や蔑視するのではなく、心から同情しているんです。
こういった関心を持つこともまた功徳を積むという行いの1つになるのでしょうね。
そして、親族やその関係者が、困っている時も救いの手を差し伸べるがごとく金銭的な支援を行います。
例えば、嫁の妹の旦那さんの親御さんの会社が資金繰りに困っているとき100万バーツ(約350万円)を嫁の父親が渡していました。
ポケットマネーで、パッと100万バーツを用意できることもすごいですが、何より親類が困っていたら当たり前のように助けるという精神が日本には無いものでありすごいことだなぁと感じました。
日本では親類関係において金銭の貸し借りをすることは末代までの恥だ!!みたいな感じでありますが、タイ人の方々はそのようなネガティブな気持ちになることなく、金銭を渡していましたね。
嫁の家族の人達はtadにかなり良くしてくれます。
嫁の実家、かなり居心地がいいです。タイ語をほとんど理解できていないtadに対して家族の方々は、身振り手振りでコミュニケーションを取ろうと努力してくれます。
そして、家族だけでなく嫁の友人達も同様にtadに対して、優しく接してくれます。
日本でありますか?親戚のおじやおばが、外国人の配偶者に対して大歓迎でおもてなしをしてくれるなんて…
逆のケースとして、tadの親類が同じようにタイ人嫁をおもてなししてくれるか?というとまずないですね。
というか血を汚すなみたいなわけわからん発想すらしていそうですし…
タイは非常に暮らしやすい国なので、移住するのもあり
タイ人嫁の家族や友人などタイの人たちは、本当に優しいし、困ったときは助けてくれます。その理由は敬虔な仏教徒であるタイの国民性にあります。つまり仏教徒であるタイ人の人生の大きなテーマは「現世でいかにして功徳を積むか」です。
この価値観をタイ国民は共通して持っていますので、タイの人々は都市部と農村部で貧富の差が激しいにも関わらず幸福度が高いのです。
下記のサイトを参考にさせていただきました。
寒さと無縁であるというだけでタイは魅力的なのですが、それ以上にタイ人の優しさに触れたことで、さらにタイ移住を前向きに考えるようになりました。
まとめ
敬虔な仏教徒であるタイ人は、現世でどれだけ功徳を積むことができるかが人生における主たる目的です。そのため、困っている人を見ると放っとけない性格の方がほとんどです。
tad自身、タイ人嫁の家族や友人などにどれだけ親切に優しく接してもらえたか…
感謝しかないです。
また、タイ人嫁と国際結婚したことでタイの文化をより深く知ることができて本当に視野が広がりました。
日本という国の良さもありますが、外国の文化を知ることで多様な価値観を学ぶことができ、日本以上に自分自身にフィットするような価値観を知ることができれば、思いっきって、その国に移住するのもありだと思います。
そこで素敵な方と出会うことができたら、そのままゴールインして永住するのも全然ありです。
まさにtadは、タイという文化に触れてタイが好きになり、タイ旅行を繰り返すうちに素敵な嫁と出会うことができたのです。
一度の人生です。後悔のないように生きたいですよね。
ただ、一つ言えることは、月曜日が来ることを考えたら胃が痛くなるような状態でしたら、現在のライフスタイルを見直したほうがいいんじゃないのかなと思います。
おしまい